オンライン児童日本語教師とは?
「日本語教師」の教員養成ガイドラインは日本に留学もしくは就労をする外国人、「大人」を対象とした教育ができることを想定して作成されています。
オーストラリアでは義務教育の段階で小学校から第二外国語として日本語を教えている学校が多くあり、「児童」を対象にした日本語レッスンができる教員のニーズがあります。
そうしたニーズに対応して、このプログラムでは児童(5才~12才)を対象にオンラインで日本語教育ができる教員育成を目的にしています。
インターネット回線を通じたライブのオンラインレッスンを想定しているので、日本語を教える初歩的な知識、指導法だけではなく、実践的な教材の作り方や使用方法といった教授スキルが学べるようにコースデザインされています。 又、オンラインによる養成講座を修了後、実際にオーストラリアへ渡航して、現地の学校でアシスタントティーチャーとして実習を行うことにより、教育現場の違いを体感で学べるようにしています。
当校のオンライン児童日本語教師養成講座修了生は、JIC Language Schoolにてオンラインティーチャーとして登録され引き続きオーストラリアの子供達に日本語を教えていくことでつながっていくことができます。
児童日本語教師になるには資格はいるの?
オーストラリアで児童教育に従事する場合、Working with children Check を取得することが必要不可欠となります。
Working with children Check申請方法はこちらから。
当校では成人のクラスでは直接教授法で日本語を教える為、授業で英会話能力は必須とされませんが、「児童」を対象とする場合、ある程度の英会話能力が求められます。
全く未経験の方でも、当校の「オンライン日本語インストラクター」養成講座を受講し、(日本語教師養成講座修了者は免除)その後の海外研修に参加することにより自然と英会話能力を身につけることができます。
児童英会話教師、小学校の教員免許保持者、日本語教師有資格者等はご自身の必要に応じてプログラム(海外研修のみの参加等)を選ぶことができます。
よくある質問
児童日本語講師養成講座に関してのQ&A
Q: 児童日本語養成講座の期間はどれくらいですか?
A: 個人の学習スケジュールによって異なりますが平均半年〜1年ほどかけてスキルや知識を身につけていきます。
一度お問い合わせいただくことをおすすめします。
Q: 児童日本語養成講座はオンラインで受講できますか?
A: はい、児童日本語教育養成講座はオンラインで受講することができます。
オンラインでの受講は、場所や時間に制約されず、柔軟に学ぶことができる利点があります。
Q: 児童日本語教育養成講座はどのような内容ですか?
A: 日本語を母語としない児童に対して日本語を教えるためのスキルや知識を提供する講座です。
内容は、日本語の文法、語彙、発音、読み書きの指導法、教材作成、クラスマネジメント(オンラインエチケットの指導等含む)、児童がオンラインでの学習に取り組む際の保護者や家族のサポートが必要不可欠となります。保護者や家族からの質問に対して的確なフィードバックの提供の仕方等の児童日本語教育に関連する幅広い領域をカバーします。
Q: 日本語教育養成講座を受講する際の条件はありますか。
A: 基本的な英会話ができる方で日本語が堪能な方であればどなたでも受講していただくことが可能でございます。
年齢・性別・学歴・国籍、そしてお住まいの地域など何も条件はありません。受講に当たって選考試験等もございません。
(ただし教員免許、児童英語教師、日本語教師、TESOL、等の資格保持者を重視しておりますが「必須」ではございません。)
ただ一定の定員数に達した際にはお待ちいただく場合もございますので早めにご連絡いただくことをおすすめします。
Q: 児童養成講座を修了した後の流れを教えてください。
A: 弊校で児童日本語教師として登録していただきます。まずは初級のクラスを担当していただきます。
一度お問い合わせいただくことをおすすめします。
そのほかの進路は、以下のようなものが考えられます。
学習塾や予備校での講師: 児童養成講座で身につけた教育スキルや知識を活かして、学習塾や予備校などで講師として働くことができます。児童の学習支援や学習指導を行い、彼らの学習成果を引き出すお手伝いをします。
自営業やフリーランス: 児童養成講座で得た知識やスキルを活かして、自身の教育事業を立ち上げることも可能です。
個別指導や教材開発、オンライン教育など、自分自身のビジネスを展開することができます。
オンライン児童日本語教師養成プログラムは、以下の内容で構成されております
海外研修A もしくは海外研修B
海外研修 A オーストラリア小学校言語アシスタントプログラム
School language Assistant Program
このプログラムはオーストラリア教育省の第二外国語教育プログラムです。
オーストラリアでは日本語、中国語、韓国語、イタリア語、ギリシャ語、フランス語なと様々な言語を小学校から「第二外国語」として履修する為、ネィティブスピーカーが求められている事はいうまでもありません。第二外国語として履修される言語でいまだに人気があるのが「日本語」です。多くの学校が日本語アシスタントを必要としており、多くの日本の若者が様々な団体を通じてこのプログラムに参加しています。
日本語、日本文化を伝えるという「民間大使」的な経験もさることながら、地元の地域社会の一員として様々な学校の行事に積極的に参加することによって、真の「オージーライフ」を知る機会にもなり、参加者、学校、ホストファミリーなとの学校関係者との交流を中心にコミュニティーの一員として活動することができます。参加期間中は、学校が手配をするホームステイ先に滞在することができます。
児童日本語教師養成プログラムでは海外研修の参加が必須となります。
現地の小学校の日本語クラスで正規教員のアシスタントとして、日本語や、日本の文化の紹介を行い、この活動を通じてオーストラリアの初等教育の雰囲気を体感し、その後のオンラインによる教育で必要となる「クラスマネージメント」力を養います。
プログラムの詳細
派遣期間 :一学期間~四学期間
派遣先:オーストラリア ビクトリア州全域の小学校
派遣月: 1月、4月、7月、10月(派遣先によって若干の違いがあります)
待遇:派遣先の学校の紹介によりホームステイ先を提供いたします。
応募資格:下記の条件を満たす方
ワーキングホリデービザの取得が可能な方 *年齢制限あり
当校の「オンライン日本語インストラクター 初級、上級」を修了した方
もしくは文化庁受理講座で420時間日本語教師養成講座を修了している方
海外研修B JICでキッズクラスを担当
オーストラリア日本語教師有給インターンシップ
プログラム概要
最初は授業見学、デモレッスンを行いながら経験豊富な指導教員の元で、現場に即した実践的な指導を受けます。比較的早い段階で適性に応じて、KIDS クラスのBeginner A(入門)クラスを担当することができます。ご担当いただいたBeginner Aクラスの学習者が進級する場合は引き続き担当を続けていく持ち上がりシステムとなっています。このシステムを通じて、生徒たちと共に成長していく機会を設けています。
期間 :6週間~
実習先 : JICランゲージスクール メルボルン校
開始日時: 年間を通じて8回(年間のスケジュールをご確認下さい)
応募資格 : 当校の「オンライン日本語インストラクター 初級、上級」を修了した方
もしくは文化庁受理講座で420時間日本語教師養成講座を修了している方
帰国後にオンライン児童日本語教師として登録
JIC Language School (Australia)
Suite 6, 8, and 22 - Level 1, The Paramount centre, 108 Bourke St, Melbourne VIC 3000
株式会社 会心インターナショナル(日本運営会社)
〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-2-9 横山ビル4階